ドクターへの質問

　　

ドクターへの質問

　

SBC 湘南美容クリニック
横浜院 長谷川裕之 院長

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Q1. 今回はどういったお悩みでしたか？

A1.

ステージで踊るダンサーとして大きいバストが理想ということで、昨年にシリコンバッグでバストをかなり大きく豊胸されていました。お雪さんのバストは元々左右が離れ気味だったのですが、左右各300ccの大きめのシリコンバッグを入れたことで、さらに乳房が左右に離れてしまい、不自然な形とシリコンバッグを入れているのが一目で分かるのがお悩みでした。ご本人の希望としては大きすぎたバッグを除去して、「脂肪注入」で自然な形・感触のバストに変えてほしいとのことでした。

Q2. お悩みに対してどのような施術をオススメしましたか？

A2.

自然さをお望みの場合、脂肪注入豊胸はオススメですが、シリコンバッグの様にしっかりと大きくするには向いていません。お雪さんから「バストは現状のE～Fカップが理想。あまり小さくしたくない」とのご要望でしたので、豊胸バッグ（Motiva エルゴノミックス）と脂肪注入のハイブリッド豊胸をオススメしました。

左右のバストの間には動脈があり、バッグはそれ以上内側に入れることが出来ません。バストの谷間を寄せて自然な形にするために脂肪注入で補いました。大きさはバッグで、自然さは脂肪で叶える高度な豊胸術です。

Q3. 施術の効果とダウンタイムを教えて下さい。

A3.

まず、現在のシリコンバッグの除去ですが、これは挿入したときと同じように脇の付け根を数センチ切開してそこから引っ張り出して取り除きます。

その後、ご本人の太ももから吸引した脂肪をバストの皮下脂肪層に注入してふっくらとさせていきます。この時に重要なのは、新しいシリコンバッグを入れた時の形のバランスを的確にイメージしながら脂肪を注入することです。バストの谷間はもちろん、全体にふっくらと自然な形になる様に、パワーインジェクターというピストル型の特殊な注入器で素速くまんべんなく注入します。

その後、脇の付け根から乳腺下にシリコンバッグを注入。今回は乳腺の柔らかさに近い感触のMotiva エルゴノミックスというシリコンバッグで、サイズは前回よりも小さめの230ccを使用。前回より小さいバッグですが、脂肪注入をしていることでふっくら大きいバストが実現出来ました。

正面から見たときの谷間のラインが美しくなり、バッグを入れているのも分かりにくく自然なバストに生まれ変わりました。

ダウンタイムは、3日間はさらしの様な布で固定、1週間後に脇の下を数センチ縫った糸の抜糸です。お雪さんの場合、10日ほどで仕事に復帰されましたが、通常痛みや違和感が落ち着くのは約1ヶ月ほどです。

Q4. 施術後の仕上がりはいかがですか？

A4.

お雪さんが一番気にされていた、左右離れていたバストが中央に寄って、とても自然なバストの形になりました。シリコンバッグを小さくしたので「サイズが小さくなっても仕方ない」とあきらめていらっしゃいましたが、逆にふっくらと大きいバストに生まれ変わりました。また、触った感触も以前よりも柔らかく自然になったと喜んで頂いています。

傷跡もほとんど分かりませんので、露出の多いダンス衣装も安心して着られます。

今回、シリコンバッグの入れ替えとハイブリッド豊胸術の複合オペでしたが、安心麻酔で痛みはいっさい感じることなく眠っている様な状態で受けて頂けました。今回のように、豊胸は複合で施術を行う事で、より理想のバストに近づけることが可能ですので、バストのことでお悩みの方は是非一度ご相談にいらして下さい。

左右離れて不自然だったバストが、
シリコンバッグと脂肪注入のハイブリッド豊胸で
自然な谷間・形・感触に！